米Kiesel Guitars が、ギターソロコンテストを開始しました。優勝者にはカスタムギターやエフェクターなど豪華商品が与えられます。
コンテストのルールは以下の通り。
7月4日追記:参加方法と選考方法に若干の変更が加わりました。太字が変更箇所です。
1. 公式バッキングトラックを Dropbox から入手
2. 演奏動画を撮影し、タグ #kieselsolocontest2017 を付けてYouTube に投稿し、コンテストの公式Facebook グループでシェアする(もしくは同じタグを付けてグループに直接投稿する)。
3. エントリーは1人1回まで。
4. 選考はまずKiesel の中の人が30人を選んだ後、FB グループの一般投票で5人に絞る。その中からキーセルの社長やゲストアーティストを含む審査員が優勝者を選ぶ。
5. Jeff Kiesel (社長)や審査員、関係者のタグは付けないこと。
6. 参加者は2017年7月31日よりも前に動画を投稿すること。
7. Have Fun!
気になる商品は、
優勝
1. 1500ドル相当のカスタムKiesel Solo モデル
2. Kiesel 本社への旅費500ドル。社長の案内による工場見学と、優勝商品のギターのデモ動画撮影、およびBrandon Ewing とのジャムセッション付き。
3. Jim Dunlop / MXR のペダル2個、ダンロップの弦1箱、ダンロップのカスタムプリントピック800枚。ペダルの種類や弦のゲージなどは自由に選択可能。
優勝者にはこれらすべてが与えられます。
準優勝
Jim Dunlop / MXR のペダル1個、ダンロップ弦1箱、ダンロップの市販ピック1袋。いずれも種類などは自由に選択可能。
3位
ダンロップ弦1箱とダンロップの市販ピック1袋。ともに種類は選択可能。
コンテストの概要は以上です。
内容について補足すると、まず優勝賞品のKiesel Solo は、テレキャスター系のボルトオンギター。
6/7/8弦があり、使用する木材やフレット(22F or 24F、ファンドフレット)、ピックアップの配列、ヘッドの形状などをカスタマイズできます。
優勝者のジャム相手となるBrandon Ewing は、Kiesel の社員であると同時に、CHON のサポートベースや、自身のバンドEternity Forever でギターを務める実力派。
コンテストのバッキングを製作し、告知動画でその腕前を披露しています。
また参考までに、昨年開催した第1回コンテストの優勝者の動画をご紹介します。
動画の説明欄にある #kieselsolocontest タグをクリックすると、他の参加者の動画をまとめて表示可能です。
昨年のソロコンテストには多くの日本人が参加し、最終審査まで残るなど高い評価を受けました。
今回のコンテストで優勝した場合、本社ツアーへ日本から参加するとなると旅費の自己負担額が大きくなりそうですが、それでも構わないという方は全力で挑戦してみてはいかがでしょうか。
応募期限までは1か月以上あるので、他の参加者の投稿を参考にしつつ、フレーズを練るというのもアリかもしれません。
9月23日追記:トップ3が発表されました。優勝したのはインドネシアのAryz Bulo。審査員全員が満場一致で1位に選んでいます。
2位はイギリスのJohn Cordy。テレとケンパーでナイスなクランチサウンドを鳴らしています。
3位はブラジル出身の女性ギタリストLeticia Filizzola。現在は米バークリーで学んでいるようです。
審査員いわく、派手なテクニックよりもメロディーやソロの構成力を重視して選んだとのこと。
その基準の通り、今回選ばれた3人は、いずれも技術と歌心を高いレベルで兼ね備えています。
2年連続でハイレベルな戦いになったKiesel Guitar Contest。来年の開催も期待したいところです。
ソース: Kiesel Kiesel Guitars Solo Contest 2017 (Facebook グループ)
参考: 公式バッキングトラック (Dropbox)
Kiesel Guitars
Jim Dunlop
Eternity Forever (Bandcamp)
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