米国のギター・ベース用ハードウェアメーカーBabicz が、新製品FCH Z Series 4 String Bass Bridge を発売しました。
同社独自のFCH (フル・コンタクト・ハードウェア) を採用する、4弦ベース用ブリッジです。
FCH とは、サドルの底面全体がベースプレートに触れることで弦の振動がもれなくボディに伝わり、「サステインやトーンが向上する」(by Babicz) 構造のこと。
サドル1個あたりのベースプレートとの接地面積は、2本のイモネジで接する昔ながらのブリッジより50倍以上広いとしています。
弦高は同じくバビッツ独自のeCAM 機構で調節。サドルの後ろにある2本のイモネジのうち、一方を回すと弦の触れる部分のみが上下し、もう一方を回すとロックされます。
その他の主な仕様は、弦間ピッチが19mm。ボディへの固定ネジは5本。一般的なプレシジョンベースやジャズベースの大半に無加工で付けられます。
カラーはクローム、ブラック、ゴールドの3色を用意。素材はサドルがアルミ、ベースプレートが鉄。重さは約105g。
Babicz FCH-Z4 の直販価格は、クロームが80.59ドル、ブラックが93.28ドル、ゴールドが105.63ドルです。
ちなみにBabicz の創業者ジェフ・バビッツ氏は、1980年代から90年台にかけてSteinberger に勤務しており、エディー・ヴァン・ヘイレンの5150スタインバーガーの製作を担当したことで知られます。
その縁もあってか、バビッツ氏はEVH からオリジナルの5150スタインバーガーのメンテナンスを依頼され、今年1月にその作業風景を公開しています。
フレットやピックアップの交換、トランストレムの再組立などをしたのちにエディーへ返送し、今後のツアーで使われる予定とのことです。
2017年3月25日追記:国内販売が始まりました。実勢価格はクロームが1万1000円前後、ブラックが1万3000円前後。
またバビッツのサイトに未掲載のニッケルカラーも1万1000円前後で販売中です。
ソース: Babicz - FCH Z Bass Bridge
参考: 神田商会 - Babicz
サウンドハウス - Babicz 一覧
Van Halen News Desk - Eddie Van Halen's 5150 Steinberger Guitar Restored!
関連記事
Hipshot KickAss Bass Bridge 発売、ヒップショット流にアップデートしたバダスII ブリッジ
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
その縁もあってか、バビッツ氏はEVH からオリジナルの5150スタインバーガーのメンテナンスを依頼され、今年1月にその作業風景を公開しています。
フレットやピックアップの交換、トランストレムの再組立などをしたのちにエディーへ返送し、今後のツアーで使われる予定とのことです。
2017年3月25日追記:国内販売が始まりました。実勢価格はクロームが1万1000円前後、ブラックが1万3000円前後。
またバビッツのサイトに未掲載のニッケルカラーも1万1000円前後で販売中です。
ソース: Babicz - FCH Z Bass Bridge
参考: 神田商会 - Babicz
サウンドハウス - Babicz 一覧
Van Halen News Desk - Eddie Van Halen's 5150 Steinberger Guitar Restored!
関連記事
Hipshot KickAss Bass Bridge 発売、ヒップショット流にアップデートしたバダスII ブリッジ
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿