米国のエフェクターメーカーMojo Hand FX が、新製品1979を発表しました。
同社が数年前に発売した、オペアンプ期のビッグマフがベースの1978を元に、機能を進化させたファズペダルです。
コントロールは、ツマミがGain、Tone、Level とTone Bypass Level。2つのフットスイッチはエフェクトのオンオフ用とトーン回路のバイパス用です。
オリジナルのオペアンプマフもミニスイッチでトーンバイパスが可能でしたが、1979はその機能をフットスイッチ化しつつ個別に音量を設定可能にすることで、2種類の設定を使い分けられるようになりました。
Mojo Hand FX 1979は、2017年2月に179ドルで発売予定。
なお1979という製品名は、スマッシング・パンプキンズの曲から拝借したものと思われます。
スマパンの中心人物ビリー・コーガンはオペアンプマフの愛用者で、バンドが世界的に有名になるとともに、それまで安値で叩き売られていた中古のオペアンプマフの価格が高騰するという出来事もありました。
またMojo Hand FX 自体にも大きな変化がありました。元々Mojo Hand は楽器通販会社Tone Factor のオリジナルブランドでしたが、2015年12月にエフェクターメーカーのCusack Music に売却されています。
キューザックはこれまでモジョハンドが培ってきた評価を落とすことなく、ブランドを発展させてゆくと述べています。
ソース: Mojo Hand FX - 1979
参考: MCusackmusic.com
Cusack Music (Facebook)
Tone Report - Brad Fee from MojoHandFX
Kitrae.com - The OP-AMP Big Muff Pi
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