ページ

2018/01/24

HeadRush FRFR-112 発表。モデリングアンプに特化したフルレンジパワードスピーカー、最大出力2000W


HeadRush が新製品FRFR-112 を発表しました。モデリングアンプに最適化した、最大出力2000W のパワードスピーカーです。

製品名にも入っているFRFR とは、Full Range Flat Response の略。

すべての周波数帯域をバランス良く再生するという意味で、主にライブハウスのPA スピーカーや、音楽制作用のモニタースピーカーを指します。

IR を使ったリアルなキャビネットシミュレーターを備えるAxe-Fx やKemper、Helix などの場合、レンジの狭いギター用キャビネットよりも、ワイドレンジかつクセのないFRFR スピーカーの方が性能をフルに発揮できるため、海外では広く使われています。



FRFR-112 の主な仕様は:

  • 最大2000W / 連続1000W 出力
  • LF ドライバ:12インチ
  • HF ドライバ:1.5インチ
  • クロスオーバー周波数:2 kHz 
  • 最大音圧レベル:127dB ピーク、124dB 連続 (dB SPL @ 1m)
  • 再生周波数特性:53 Hz~20 kHz (+/- 3dB)
  • 再生周波数帯域:46 Hz~22 kHz (-10dB)
  • 指向角度:水平90度 x 垂直60度
  • 低域と高域を+3dB ブーストするEQ Contour スイッチ
  • グランドノイズをカットするグランドリフトスイッチ
  • XLR / TRS コンボ入力 x 2 (個別のボリュームとクリップインジケーターつき)
  • ミキサーや別のFRFR-112 に接続可能なXLR 出力
  • ポールマウント対応
  • 寸法:605 x 354 x 350 mm
  • 重量:16.27 kg
  • 電源:100-110/110-120/220–240 V、50/60 Hz


HeadRush FRFR-112 の実勢価格は299ドル。出荷は2018年第1四半期の予定です。

PA 用のパワードスピーカーは高出力化と軽量化が進んでおり、1000W で10kg 台の製品も珍しくありません。

ハイエンドなデジタルモデラーをライブで使う場合は、ギター用のパワーアンプやスピーカーに加えて、PA スピーカーにも目を向けてみることをオススメします。

ソース: HeadRush - FRFR-112
参考: ドリームニュース - NAMM2018:HEADRUSH ペダルボードや様々なFX・アンプモデラーに最適な「FRFR-112」 パワードキャビネットのご案内
Line 6 Blog - FRFRとは、そしてそのススメ
サウンドハウス - HeadRush 一覧
サウンドハウス - PA 用パワードスピーカー一覧

関連記事
HeadRush Pedalboard 発表、Avid Eleven Rack 開発チームによるアンプシミュレーター兼マルチエフェクター

Friedman ASM-12 発売、「Axe-Fx やKemper に最適」な500W パワードモニタースピーカー

ブログの更新情報はTwitterFacebookでお知らせしています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
HEADRUSH ヘッドラッシュ PEDALBOARD【送料無料】
価格:138000円(税込、送料無料) (2018/1/24時点)

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連コンテンツ