ページ

2022/04/28

マーシャルを超簡単にハイゲイン化するLegendary Tones Hot Mod V2 Evo、ポン付けでプリ管を追加

 


米Legendary Tones が、マーシャルを簡単にハイゲイン化するHot Mod V2 Evo を販売しています。

通常1本のプリ管が刺さっている場所に2本の真空管をブチ込むという、シンプルかつ分かりやすい製品です。



Hot Mod V2 の元となったのは、ソルダーノが1980年代に販売していたHotMod という製品。

このソルダーノ版Hot Mod は、12AX7 / ECC83 真空管用のソケットに6K10 / 6K11 真空管を挿すための変換アダプタでした。


12AX7 / ECC83 が内部に三極管を2つ備えるのに対し、6K10 / 6K11 は3つ備えているため、増幅段が増えてハイゲイン化されるというしくみです。

しかし6K10 / 6K11 は大昔に生産終了していて入手が難しく、また増幅率も固定で大幅にハイゲイン化されるため、扱いも難しい代物でした。

Legendary Tones はそれらの点を考慮し、入手が容易な12AX7 / ECC83 を採用しつつ、ゲインと低域の調整スイッチも搭載し、扱いやすく仕上げています。

製品ラインナップは通常版のHot Mod V2 Evo と、ジョージ・リンチとコラボしたHot Mod V2 Lynch Mod の2種類。

後者はゲインスイッチをポットに置き換えて、より細かい調整を可能にするとともに、低域を引き締めるDeep スイッチを備えています。

使い方は、両モデルともにV2 ポジションのプリ管と差し替えるだけです。

直販価格は通常版が219ドル、リンチモッドが299ドル。海外発送にも対応します。

対応するアンプはメーカー公式サイトに掲載されています。マーシャル以外にも対応可能なので、興味が湧いた方は下のリンクからどうぞ。

ソース & 画像

Legendary Tones 公式サイト

参考リンク

Legendary Tones - Hot Mod V2 対応アンプまとめ

関連記事

マイク・ソルダーノ「メサブギーのことは尊敬していたよ...彼らがSLO-100 の回路を盗んでデュアルレクチを作るまではね」

ブログの更新情報はTwitter とFacebook でお知らせしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿