米Legendary Tones が、マーシャルを簡単にハイゲイン化するHot Mod V2 Evo を販売しています。
通常1本のプリ管が刺さっている場所に2本の真空管をブチ込むという、シンプルかつ分かりやすい製品です。
Hot Mod V2 の元となったのは、ソルダーノが1980年代に販売していたHotMod という製品。
このソルダーノ版Hot Mod は、12AX7 / ECC83 真空管用のソケットに6K10 / 6K11 真空管を挿すための変換アダプタでした。
12AX7 / ECC83 が内部に三極管を2つ備えるのに対し、6K10 / 6K11 は3つ備えているため、増幅段が増えてハイゲイン化されるというしくみです。
しかし6K10 / 6K11 は大昔に生産終了していて入手が難しく、また増幅率も固定で大幅にハイゲイン化されるため、扱いも難しい代物でした。
Legendary Tones はそれらの点を考慮し、入手が容易な12AX7 / ECC83 を採用しつつ、ゲインと低域の調整スイッチも搭載し、扱いやすく仕上げています。
製品ラインナップは通常版のHot Mod V2 Evo と、ジョージ・リンチとコラボしたHot Mod V2 Lynch Mod の2種類。
後者はゲインスイッチをポットに置き換えて、より細かい調整を可能にするとともに、低域を引き締めるDeep スイッチを備えています。
使い方は、両モデルともにV2 ポジションのプリ管と差し替えるだけです。
直販価格は通常版が219ドル、リンチモッドが299ドル。海外発送にも対応します。
対応するアンプはメーカー公式サイトに掲載されています。マーシャル以外にも対応可能なので、興味が湧いた方は下のリンクからどうぞ。
ソース & 画像
参考リンク
Legendary Tones - Hot Mod V2 対応アンプまとめ
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