TC Electronic が新製品Crescendo Auto Swell を発表しました。
幻のペダルBOSS SG-1 Slow Gear を再現した、ギター・ベース用エフェクターです。
元ネタとなったBOSS SG-1 は、1979年に発売された、自動でボリューム奏法をおこなうエフェクター。
当時は人気が低かったのか、わずか3年ほどで生産終了となりますが、後にそのユニークな効果と希少性で注目を集め、現在は中古がプレミア価格で取引されている状況です。
そのSG-1 をクローンしたCrescendo は、コントロールもオリジナル同様にSensitivity とAttack の2ノブ構成。
前者はエフェクトの掛かり始めるタイミングを、後者は元の音量に戻るタイミングを設定します。
そのほかフットスイッチはトゥルーバイパス。電源は9V 乾電池とパワーサプライに対応。消費電流は10mA です。
TC Electronic Crescendo Auto Swell の実売価格は49ドル。
希少で高価なオリジナルを、ライブで使うリスクから開放してくれる1台と言えそうです。
なおTC とベリンガーは兄弟会社ということもあり、このクレッシェンドもベリンガーのSM200 Slow Motion がベースと思われます。
また中国のMooer も、SG-1 クローンのSlow Engine を販売しています。
実売8300円前後とTC よりも高価ですが、サイズの小ささは魅力です。
ソース: TC Electronic - Crescendo Auto Swell
参考: Mooer Audio - Slow Engine
サウンドハウス - TC Electronic 一覧
サウンドハウス - Mooer 一覧
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