米国オクラホマのエフェクターメーカーWalrus Audio が、同社初のアナログディレイペダルBellwether の予約受付を開始しました。
今年1月のNAMM Show で発表されたBellwether は、最長ディレイタイム1000ミリ秒、タップテンポ入力、エクスプレッションペダル対応、エフェクトループ、アナログモジュレーションなどを備える高機能アナログディレイです。
発表時から仕様変更があったので改めてまとめると、まず端子類は入力が1つで出力が2つ。
fx loop 端子はTRS のY ケーブルで外部エフェクターをつなぎ、エフェクト(ウェット)音を加工できます。
exp 端子はTRS ケーブルで接続したエクスプレッションペダルを使い、ディレイタイムまたはリピート回数を操作可能。操作する機能は本体表面のミニスイッチで選べます。
操作系は上段左からtap div、time、repeats、tone (ハイカット)、level (リピート音用)。
tap div ツマミでは、タップテンポスイッチでの入力を4分/8分/付点8分/3連4分のいずれかに自動で分割します。
またrepeats を最大にしてtime を操作することで、アナログディレイの魅力といえる発振も可能です。
下段は左からexp スイッチ、モジュレーションOn/Off スイッチ、モジュレーション用のdepth とrate ツマミ。
電源は9V DC のパワーサプライに対応し電池駆動は非対応。消費電力は100mA。
Walrus Audio Bellwether は349ドル(約4万2800円)で7月14日発売予定。現在は公式サイトで予約を受付中です。
デジタルエミュレーションではない高機能アナログディレイということで、アナログペダル派の注目を集めそうです。
8月7日追記:国内販売が始まりました。実勢価格は税込5万3000円前後。
ソース: Walrus Audio - Bellwether
参考: Umbrella Company - Walrus Audio
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