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2016/06/11

モールス信号端末を再利用したギターエフェクターCopperSound Telegraph Stutter、手で操作するキルスイッチ


米国のハンドメイドエフェクターメーカーCopperSound Pedals が、ギター用キルスイッチTelegraph Stutter を販売しています。

見慣れたエフェクターケースの上に鎮座する謎の物体は、古いモールス信号端末の一部を再利用したもの。元々の使い方に倣い、足ではなく手で操作する「ペダル」です。




エフェクターとしての機能は、黒いスイッチを押している間だけ音が切れる、モーメンタリーのミュートスイッチ/キルスイッチ。

スイッチを連打することで、アンプのトレモロエフェクトやギターのスイッチング奏法のような効果を生み出します。

スイッチを押した際の固さと、音をミュートする接点までの間隔は調節可能です。


CopperSound Pedals Telegraph Stutter の直販価格は、通常カラーのシルバーが45ドル(約4800円)、カスタムカラーが55ドル(約5900円)。

レトロな見た目と手頃な価格が相まって、使う予定はなくとも思わず欲しくなってしまう魅力があります。

また同社はこの他にもユニークな製品を販売しています。例を挙げると、ストラトのボディを切り取ったかのようなブースターペダルStrategy Boost が249.99ドル(約2万6700円)。


マイクロサイズのケースを使ったフラッシュライトは20ドル(約2100円)。いずれもギタリストの心の琴線に触れるデザインです。


本記事の執筆時点でCopperSound の国内代理店はありませんが、気軽に入手できるようになれば大きな注目を集めそうです。

ソース: CopperSound Pedals
参考: CopperSound Pedals - Twitter / Facebook / Instagram

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