ページ

2016/10/18

Jet City Custom 22 国内発売、Cornford / Victory のデザイナーによる安価なモダンハイゲインアンプ


米国のギターアンプメーカーJet City Amplification が、新製品Custom 22 を発売しました。

従来から販売中のJCA22H を元に、Cornford やVictory Amps のデザイナーとして知られるMartin Kidd 氏が手を加えたモダンハイゲインアンプです。




基本仕様はJCA22H と同様の、Crunch とOverdrive の2チャンネル構成。コントロールも変わらず、EQ は両チャンネル共通で、Gain とVolume は個別に備えます。

22H との違いは、まずCrunch チャンネルがよりクリーンになり、Overdrive チャンネルはより歪むようになりました。

22H は両チャンネルともに歪みやすく、特に完全なクリーンを大音量で得ることが難しいアンプでしたが、Custom はチャンネルごとのキャラクターが明確になっています。

また新たに追加されたBright、Mid Boost、Low-Fat のミニスイッチで、サウンドをより細かく作り込むことも可能です。



真空管はプリ管が12AX7 x 5、パワー管がEL84 x 2。整流管はソリッドステート。出力は20W です。

そのほか背面にはチューブバッファードのエフェクトループと、8オームと16オームのスピーカー端子、チャンネル切り替え用のフットスイッチ端子を備えます。

寸法と重さは約H23 x D23 x W50 cm、約9.6kg。産地は中国です。


ジェットシティ カスタム22 の直販価格は339ドル。国内では正規代理店のサウンドハウスが販売しています

マイク・ソルダーノが設計したアンプをマーティン・キッドが改造するという、アンプ好きにとっては興味を惹かれるコラボ製品です。

なお海外では、小型軽量かつ安価なフルチューブ・ハイゲインアンプとして、ピーヴィー6505MH やレイニーIRT15H あたりと比較されることが多いようです。

ソース: Jet City Amplification - Custom 22
参考: JCA AmpFactory - Custom 22
サウンドハウス - Peavey 6505MHLaney IRT15H

関連記事
Positive Grid BIAS Head / Rack は10月25日国内発売。ソフト版との選び方を考える

セリアトーンが直販のみへの回帰を検討中、理由は「正規販売店の酷い売上」

サウンドハウスがプレイテックの初期型ギター&ベースを再販、価格も据え置き

ソルダーノがSupercharger G.T.O. を復刻、SLO-100 のプリアンプを抜き出した真空管ブースター/オーバードライブ

ブログの更新情報はTwitterFacebookでお知らせしています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
【福岡店店頭品】 PEAVEY 6505 MH Mini Head ミニヘッド ...
価格:59800円(税込、送料無料) (2016/10/18時点)


0 件のコメント:

コメントを投稿

関連コンテンツ