ギブソンが新製品Les Paul Tribute T 2017 を発売しました。メイプルトップ/マホガニーバックのボディなど伝統的な仕様を備えつつ、バインディングなどを省くことでアメリカ製ながら手頃な価格を実現しています。
主な仕様はマホガニーネック、ローズウッド指板、メイプルトップ/マホガニーバックボディ。
ボディのマホガニーには、ウェイトリリーフと呼ばれる軽量化のための肉抜き穴が9個空いています。
ハードウェアは490R & 490T ピックアップ、2ヴォリューム、2トーン、3ウェイPU セレクター、アルミ製TOM & ストップテイルピース、PLEK 仕上げのフレットなど。
フィニッシュはフェイデッド・ハニーバーストとサテンゴールドの2色。ともにツヤ消し塗装です。
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米国での899ドルという価格もなかなかお手頃ですが、ここ最近の為替相場を考えると国内価格も相当に良心的です。
なお製品名のT は、伝統を意味するTraditional の頭文字。これの対となる製品が、自動チューナーやコイルタップ機能、チタニウムナットなどを採用したHP (High Performance = 高性能) シリーズです。
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ラインナップはレスポールとSG の2種類で、実勢価格はともに税込7万4500円前後。もちろん米国製です。
2017年モデルのトリビュート T とフェイデッド T は、シンプルで安価なアメリカ製レスポールという、多くのギタリストが求めていたものを具現化した商品と言えそうです。
参考: Musician's Friend - First Look: Gibson’s 2017 Electric Guitar Collection
The Music Zoo - 2017 Gibson USA Model Lineup!
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