アイバニーズが超コンパクトなポール・ギルバートモデルPGM miKro を開発中であることがわかりました。
これはポールがオンラインギター雑誌Guitar Interactive のインタビューで語ったもので、すでにプロトタイプをライブで使用しています。
アイバニーズのmiKro シリーズは、手や体の小さい子供向けのコンパクトなギター&ベース。
大きさは一般的な製品の3/4ほどで、ネックスケールはギターが22.2インチ、ベースが28.6インチ。また価格も200ドル以下とお手頃です。
インタビュー動画によると、PGM miKro はリバースヘッドやF ホールペイントなどポールモデルではお約束の仕様を採用。トレモロレスなのでスペック的にはPGM301 の小型版と言えそうです。
なおポールはPGM miKro に弦を3本だけ張ってすべてE にチューニングし、ライブ中の速弾きコーナー専用に使っています。
詳細な仕様や価格は、米国で年明け1月19日から始まるWinter NAMM Show 2017 で発表されるものと思われます。
国内では正規販売されていないmiKro シリーズですが、これを期に発売されることを期待したいところです。
またインタビューではシンクロトレモロを載せた新しいPGM や、ペダルボードについても解説しています。
ボードの中身は、上段が右からMXR MC406 CAE Buffer、Voodoo Lab Pedal Power 2 Plus パワーサプライ、TC Electronic MojoMojo オーバードライブ、Flux Capacitor Delay。
Flux Capacitor は映画バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する次元転移装置を模したディレイペダルで、ポールいわく「ビルダーに会ったけどナイスガイだったよ」とのことです。(紹介記事)
下段は右からFoxrox Octron オクターバー、エレハモDeluxe Electric Mistress XO フランジャー、MXR CSP101SL Script Phase 90 with LED x2、改造したIbanez TS9DX オーバードライブ。
フェイザーはVH I と書かれたヴァン・ヘイレン風セッティングと、2112と書かれたラッシュ風のセッティングを使い分けています。またモジュレーションを歪みの前につなぐのがポール流です。
2017年7月5日追記:国内では7月8日発売予定。実勢価格は税込3万円前後です。
参考: Ibanez - RG miKro
Ibanez - PGM301
Foxrox Electronics - Octron
MXR - MC406 CAE Buffer / サウンドハウス
MXR - CSP101SL Script Phase 90 with LED / SH
Electro-Harmonix - Deluxe Electric Mistress XO / SH
TC Electronic - MojoMojo Overdrive / SH
Voodoo Lab - Pedal Power 2 Plus Power Supply / SH
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