NAMM 2014 を目前に控え新製品の発表が続くMXR が、オーバードライブペダルの新製品FET Driver を発表しました。
その名の通りFET とオペアンプを直列につないだゲインステージを備え、「リッチでクリーミー、アンプのようなドライブサウンド」(by MXR) が特徴のペダルです。
製品名からも、おそらくは同社のCSP265 Joe Bonamassa Signature FET Driver を通常品化にしたペダルと思われます。
コントロールはHI、LO、LEVEL、DRIVE の4ノブとHI CUT ボタン。配置は若干異なりますが、CSP265 と同じ構成です。
米国実勢価格は149ドル。2014年2月発売予定です。
ソース:MXR - M264 FET Driver
なおJoe モデルのCSP265は、プロトタイプと市販モデルでカラーリングなどのデザインが異なります。以下のペダルボードはJoe 本人のもので、上段の白いペダルがプロトタイプです。
(画像は海外のフォーラム Rig-Talk より)
(画像はGoogle 画像検索より)
なんとなく見覚えが・・・という方もいるかもしれませんが、このデザインから察するに、FET Driver はエリック・ジョンソンやデヴィッド・ギルモアなどの使用で知られるBK Butler Tube Driver を元に生み出されたペダルのようです。
(画像はButler Audio より)
FET は真空管に近い構造や回路を備えるため、本物の真空管を搭載するTube Driver のサウンドを再現するのに最適、ということで選ばれたのかもしれません。
なおButler Audio 製のTube Driver は公式サイトから直接オーダーできます。すでに手放しましたが、筆者も以前に電源を100V 仕様にしてもらい購入しました。クランチ気味の真空管アンプに合わせると、ストラトのリアPU で強烈に太いリードサウンドが得られて驚いた記憶があります。
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