アンプシミュレータSansAmp シリーズで知られる米国Tech 21 が、ベースアンプヘッドの新製品VT Bass 500 を発売しました。
VT Bass 500 は、同社のAmpeg シミュレータVT Bass シリーズ初のアンプヘッド。オールアナログのSansAmp プリアンプと500W 出力のクラスD パワーアンプを、重さ3kg 弱の軽量コンパクトな筐体に収めています。
主な仕様は、端子が左からInput、Send / Receive (エフェクトループ)、Phones (ヘッドフォン)、DI (XLR バランス出力)。
ツマミはペダル型のVT Bass DI を踏襲し、上段左上からDrive、Character、Mid、Blend、Level。下段左からLow、High。
トーンコントロールはアクティブ式で、それぞれ18dB のブースト・カットが可能。またMid は調節する周波数を500Hz と1kHz から選択できます。
ボタンは左からPAD (入力用、-12dB)、BITE (プレゼンスブースト)、LOOP (エフェクトループのバイパス用)、PAD (DI 用、-20dB)、GND (DI 用)。
本体背面には2つのノイトリック製スピコン出力端子を備えます。出力ワットは4オームで500W、8オームで300W。
寸法は約W26.67 x H7 x D21.6cm。重さ約2.95kg。電源はグローバル対応。製造は韓国です。
Tech 21 VT Bass 500 は米国と欧州で販売中。実売価格は499ドル(約5万8000円) 。
執筆時点で国内代理店オールアクセスのサイトには未掲載ですが、定評のあるSansAmp サウンドをパワーアンプ込みで手軽に持ち運べるということで、発売されれば国内でも注目を集めそうです。
ソース: Tech 21 - VT Bass 500
参考: Thomann / All Access
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