Line 6 がギター用ワイヤレスシステムの新製品Relay G10 を発売します。送信機をギターに挿すだけで、特別な設定なしに使える手軽さが売りです。
G10 は1/4フォーン端子を備えるトランスミッター(送信機)と、1/4フォーンとXLR の2系統の出力を備えるレシーバー(受信機)のセット。
チャンネル設定は、トランスミッターを楽器に挿すと自動で空きチャンネルを探してロックします。
トランスミッターは充電式バッテリーを内蔵し、レシーバーに挿して充電します。動作時間は最長8時間。未使用状態が続くと自動的にスリープモードに入り、200時間までバッテリーを保持します。
バッテリーの残量はLED の色で確認可能。30分以上の動作が可能な場合はグリーンに光り、30分未満でレッドになります。
トランスミッターの電源は、ギターと完全に接続されてから自動でオンになるため、ケーブルを抜き差しする際に発生しがちなポップノイズは鳴りません。
そのほかギターの信号は24bit デジタル信号に変換して送信。伝送距離は見通しの良い環境で最大15m。
サウンド面では「ケーブルトーン・テクノロジーにより、ギターケーブル特有のキャラクターとフィーリングを再現」できるとしています。
Line 6 Relay G10 は2016年6月15日(水)発売。定価はオープン。実勢価格は税込2万5000円前後。
チャンネルが自動設定というのは練習やレコーディングでは便利ですが、多くの電波が飛び交うライブでは少々心配な気もします。
また本記事の執筆時点では、同時使用チャンネル数など詳細な仕様が未公開なので、特にライブでの使用を考えている場合は公開されるまで待ったほうが良いかもしれません。
ソース: Line 6 - Relay G10
参考: ヤマハ - ニュースリリース
島村楽器 - ギタセレ
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