BCR ブランドは長きに渡り米国のHanser Music Group が所有していますが、昨年末にPraxis とライセンス契約を結び、製造やプロモーションなどをPraxis に委託しています。
Praxis はSterling by Music Man の運営元として知られる米国の会社。そのためカスタムショップ以外のBCR 製品は、スターリンと同様に中国などアジア圏で生産されるものと思われます。
BCR 2016年モデルのラインナップは、安価な順にMk1、Mk3、Mk5、Mk7、Mk9、Mk11 とアーティストモデルの計7種類。そのうち日本に入ってくるのはMk1 とMk3 の2種類のみです。
モデルの内訳はMk1 がMockingbird (2色)とJr V (2色)、Mk3 がMockingbird (3色)、Warbeast (1色)、Jr V (2色)、Villain (2色)。
共通する主な仕様は、バスウッドボディ、メイプルネック(ボルトオン接続)、ローズウッド指板(350mm / 13.75インチR)、24フレット。PU は「ハイ・アウトプット・ハムバッカー」を2基搭載します。
ネックスケールはMk3 が25.5インチ、Mk1 が24.75インチ。ブリッジはMk3 がBCR ブランドのダブルロック式、Mk1 が裏通しのTOM です。
またMk3 のモッキンバードとヴィランは、ボディトップにメイプル風の人工杢目シートを貼っています。
まずは様子見といった感のある新生BC リッチの国内展開。今後はラインナップの拡大に期待したいところです。
ソース: キョーリツコーポレーション - B.C.Rich
参考: B.C. Rich - 公式サイト / Facebook / Twitter / Instagram
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