プロビデンスがプログラマブルスイッチャーの新製品PEC-4V を発売します。初代PEC-4 を元に、バッファーやパワーサプライ機能を強化したアップデートモデルです。
製品名のV が示す通り、PEC-4V のバッファーは同社のVitalizer を搭載。初代モデルのバッファーよりも高音質とのことです。
また4系統の9V パワーサプライには、同社のProvolt9 の回路技術を採用。最大供給電力が初代の220mA から400mA に増えています。
その他の機能は初代から変わらず、メインの入力端子はバッファーありとなしの2種類を用意。
ループは直列が3つと独立が1つの計4つ。独立ループはエフェクター用ループのほか、アンプのチャンネル切替などにも使えます。
動作モードは、4つのループの組み合わせを4種類まで保存できるプログラムモードと、各ループを個別にオンオフするダイレクトモードの2種類。
寸法と重さはW290 x D70 x H32~40mm、約780g。電源は付属のDC12V アダプターで動作します。
Providence PEC-4V は2016年12月24日(土)発売。実勢価格は税込3万4500円前後です。
初代の発売から約9年ぶりのアップデートとなるPEC-4V ですが、変更内容はバッファーと電源周りにとどまっており、基本機能は初代と変わりありません。
そのためBOSS などの最新モデルと比べると機能面の弱さは否めませんが、シンプルでコンパクトなプログラマブルスイッチャーが欲しい場合は選択肢に入れても良いかもしれません。
ソース: Providence (Facebook)
参考: Providence
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