Line 6 が、フロア型マルチエフェクター/アンプシミュレーターの新製品Helix LT を発表しました。
フラッグシップモデルのHelix Floor から、サウンドはそのままインターフェイスをシンプル化し、価格を下げたモデルです。
Helix LT は、Helix Floor / Rack と同じデュアルDSP とHX モデリングを採用しつつ、操作系の変更や入出力端子の数を減らすことでコストダウンした製品。
つまり兄貴分と同じ処理性能とモデリング技術を備えているので、サウンドに違いはありません。
Floor からの主な変更点は、各フットスイッチのディスプレイが無くなったほか、CV/Expression 出力端子も削除。また外部エクスプレッションペダル端子も3個から2個へ減っています。
一方でモデリングに変更はなく、アンプ62種類、キャビネット37種類、マイク16種類、エフェクト104種類を標準搭載。
またディスプレイのサイズやフットスイッチの数も変わらず、本体の大きさもほぼ同じです。寸法と重さは530 x 301 x 92mm、約5.4kg。
Line6 Helix LT は、米国では発表と同時に発売。希望小売価格は999ドル。Floor の1499ドルから500ドル安くなりました。
Floor とRack は内外価格差が大きい状況ですが、ライン6の親会社であるヤマハには、LT の発売を期に状況を変えてくれることを願いたいところです。
4月6日追記:日本では4月29日(土)発売。定価はオープン。実勢価格は税込13万8000円前後です。
ソース: Line 6 - Helix LT
参考: ヤマハ - ニュースリリース
サウンドハウス - LINE6 / マルチエフェクター 一覧
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