Darkglass Electronics が、ベースアンプの新製品Microtubes 500 と、スピーカーキャビネット2モデルを発表しました。
このうちMicrotubes 500 は、従来から販売しているMicrotubes 900 の機能と音質を受け継ぎつつ、出力を落として小型軽量化した弟分です。
900との違いは、Lo Mid とHi Mid の周波数選択スイッチが3ウェイから2ウェイへと簡略化されたことと、ヘッドフォン端子の搭載。
またサイズも900の26.7 x 23 x 6.4cm から、23.2 x 19 x 7.3cm へと小さくなっています。
その他のツマミや端子類は、配置こそ異なるものの同じです。
出力パワーは通常500W、ピーク750W。スピーカー端子はスピコンと1/4フォンのコンボジャックを採用。最低インピーダンスは4オームです。
同時に発表されたスピーカーキャビネットは、10インチスピーカー2発のDG210C と、10インチ4発のDG410C。
ともにバルチック・バーチ製の筐体へ、カスタムメイドのエミネンス製スピーカーと、ダークグラス独自開発のクロスオーバー回路を搭載しています。
主な仕様はDG210C がインピーダンス8オーム、許容入力500W、幅61 x 奥34 x 高41.5cm、約24.5kg。
DG410C は4オーム、1000W、幅61 x 奥43 x 高62cm、約38.6kg です。
米国での希望小売価格は、Microtubes 500 が799ドル、DG210C が999ドル、DG410C が1399ドル。
参考までにMicrotubes 900 は999ドル、国内では12万円前後です。
ギグバッグに収まるほど小さく、十分なパワーがあり、さらにはVMT とB3K の回路も詰まっていることを考えると、なかなかお得なアンプと言えそうです。
10月28日追記:国内販売が始まりました。税込実勢価格はMicrotubes 500 が1万4000円前後、DG210C が13万6000円前後、DG410C が18万8000円前後です。
ソース
Darkglass Electronics - Microtubes 500
Darkglass Electronics - DG210C
Darkglass Electronics - DG410C
参考
Facebook - Darkglass Electronics (発表会動画)
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