中国Mooer Audio が、新製品Radar Speaker CAB Simulator を発表しました。
IR ファイルの読み込みに対応するとともに、マイクやパワーアンプのモデリングも備える、マイクロサイズのキャビネットシミュレーターです。
主な特徴は:
- 30種類のキャビネットモデル
 - 11種類のマイクモデル
 - 4種類のパワーアンプモデル
 - カスタマイズ可能なEQ ステージ
 - カスタムIR の読み込みに対応
 - プリセットを36個まで保存・呼出可能
 - PC とUSB 接続して編集
 - ヘッドフォンとライン出力に対応
 
つまりざっくり言うとムーアー版のTwo Notes Torpedo Cab です。
このRadar と単体のプリアンプやマルチエフェクターなどを組み合わせることで、レコーディングや練習での使用はもちろん、ライブでペダルボードとPA ミキサーを直結して、アンプを使わずにリアルなサウンドを鳴らすことも可能になります。
Mooer Radar の価格や発売時期は、本記事の公開時点では未発表。10月11日から始まる楽器見本市Music China で明かされるものと思われます。
海外では175ドル以下に収まるという噂が流れていますが、それが事実ならば、実売494ドルのTorpedo Cab にとって大きな脅威となりそうです。
12月29日追記:国内では2018年1月12日(金)発売予定。実勢価格は税込1万4900円前後。参考までに米国では149ドルです。
ソース: Mooer Audio - Radar Speaker CAB Simulator
参考: Two Notes - Torpedo Cab
日本エレクトロハーモニックス - Two Notes Torpedo Cab
サウンドハウス - Mooer 一覧
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