Keeley Caverns Delay and Reverb V2 の国内販売が始まりました。2015年に発売した、ディレイとリバーブの複合機Caverns のアップデートモデルです。
V1 とV2 の違いは、まずディレイのサウンドを、V1のクリアなデジタルディレイから、同社のMagnetic Echo を元にしたテープエコー系に変更。
同時に最長ディレイタイムが950ミリ秒から650ミリ秒へと短くなっています。
またリバーブのモードも、V1 のプレートをスプリングに変更し、スプリング、シマー、モジュレーションの3モードになりました。
コントロールはV1 からノブとミニスイッチを1つずつ追加しています。
左右対称に並んだ8つのノブは、左半分がリバーブ用で、右半分がディレイ用。ディレイ側のミニスイッチでは、モジュレーションのかかり具合を選びます。
加えて筐体内には、ディレイとリバーブそれぞれにトゥルーバイパスとTrails (バッファードバイパス) の切り替えスイッチを搭載。
Trails にすると、エフェクトをオフにしても残響音が切れず、設定した通りに鳴り続けます。
そのほか筐体はフットスイッチを踏みやすくするために大型化。入出力端子はともにモノラル。
電源は9V のパワーサプライにのみ対応し、電池駆動には非対応。消費電流は100mA です。
Keeley Caverns V2 の国内実勢価格は税込2万2300円前後。定価は249ドル。本記事の公開時点では、キーリーの直販サイトでセール特価179ドルになっています。
ここまで進化させるならば、タップテンポやステレオ入出力にも対応して欲しかったところですが、キーリー品質のディレイとリバーブが両方手に入ることを考えると、現状でもなかなかお買い得かもしれません。
ソース: Keeley Electronics - Caverns Delay and Reverb V2
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