JHS Pedals が新製品Pink Panther Delay を発売しました。2007年頃に発売した初代ピンクパンサーを元に、機能を進化させつつサイズを小型化したディレイペダルです。
2代目ピンクパンサーのコントロールは、Time、Mix (キルドライ可能)、Ratio (サブディビジョン)、Repeats、Dark の各ツマミと、モジュレーションの掛かり具合を調節するミニスイッチ。
Dark はディレイ音にのみ掛かるフィルターを調節し、右に回すとクリアなデジタルサウンドに、左に回すと高域をカットしたローファイなサウンドになります。
また本体の左側面に配置したミニスイッチでは、クリーンなサウンドのデジタルモードと、ヴィンテージのテープエコーを模したテープモードを切り替えます。
フットスイッチは左がメインのオンオフ、右がタップテンポ。タップテンポは本体右側面の端子に繋いだ外部フットスイッチでも入力できます。
そのほか電源は9V DC のパワーサプライに対応。バイパス方式はトゥルーバイパス。入出力端子は本体上部に配置しています。
JHS Pedals Pink Panther Delay は定価249ドルで販売中。
2017年のデジタルディレイとしてはシンプルな部類に入りますが、2つのモードとダークノブで多彩なサウンドが作れそうです。
12月3日追記:国内販売が始まりました。実勢価格は税込3万2800円前後。
なお日本向けのみ、製品名がLucky Cat Delay へ変わり、筺体のグラフィックも豹から招き猫になっています。
変更理由は定かではありませんが、ピンクパンサーという名前はアメリカ発祥の映画やアニメのキャラクターと同じであるため、商標問題を回避するための対応かもしれません。
ソース: JHS Pedals - Pink Panther Delay
参考: キョーリツコーポレーション - JHS Lucky Cat Delay
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