Orange Amps が新製品Rocker 15 Terror を発表しました。
同社のコンボアンプRocker 15 をヘッド化した製品で、独立2チャンネルやエフェクトループ、アッテネーターなどの機能もそのまま受け継いでいます。
チャンネルはナチュラル (クリーン) とダーティー (ドライブ) の2つ。
コントロールは前者がボリュームのみ。後者は3バンドEQ、Volume、Gain を備えます。
また各ノブは機能を文字ではなく絵で説明する、オレンジ伝統のPics Only 仕様です。
本体背面にはスピーカー出力 x 3 (8オーム x 2、16オーム x 1)、真空管バッファーつきエフェクトループ、チャンネル切替用フットスイッチ端子、Headroom / Bedroom スイッチ(アッテネーター)を配置。
アッテネーターと本体前面のFull / Half スイッチを組み合わせることで、出力を15W / 7W / 1W / 0.5W の4段階に変更できます。
真空管はECC83 (12AX7) x 3、ECC81 (12AT7) x 1、EL84 x 2。寸法と重さは35.6 x 17.7 x 15cm、6.4kg です。
Orange Rocker 15 Terror の価格や発売日は、間近に迫ったWinter NAMM で発表されるものと思われます。
2016年に惜しまれつつ生産を終了した、元祖ランチボックスアンプことTiny Terror。
そのアップデート版とも言える本機は、必要な機能をしっかり抑えつつ可搬性も抜群と、ここ日本でも人気を集めそうな予感がします。
4月25日追記:国内では4月下旬発売予定。実勢価格は税込8万1000円前後。参考までに米国では729ドル、お膝元の英国では529ポンドです。
ソース: Orange Amps - Rocker 15 Terror
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