EVH Gear が新製品5150 III 50W 6L6 を発売しました。従来から販売している50W モデルを元に、チャンネル1と2へ個別のゲインとボリュームを搭載したアップデート版です。
初代の50W モデルは、チャンネル1と2がEQ、ゲイン、ボリュームを共有しているため、切り替えた際の音質や音量の調整が難しいアンプでした。
その点について、新型はEQ こそ共有のままですが、ゲインとボリュームに2連2軸ポットを採用。個別に設定可能になり、使い勝手が大幅に向上しています。
残るチャンネル3は、初代と同様に専用のEQ、ゲイン、ボリュームを備えます。
その他の主な仕様は、エフェクトループ、MIDI 入力、ステレオヘッドフォン出力、ライン出力。またコンボのみリバーブを搭載します。
真空管はECC83 (12AX7) x 7、6L6 x 2。メーカーはすべてJJ です。
EVH 5150 III 50W 6L6 のラインナップは、Celestion G12 EVH スピーカーを2つ搭載する212コンボ、セレッション製の特注スピーカーを1つ搭載する112コンボ、そしてヘッドの計3モデル。色はブラックとホワイトから選べます。
米国での実売価格は212コンボが1499ドル、112コンボが1299ドル、ヘッドが999ドル。
昨年末に発売されたEL34 版とどちらにするか、ヴァン・ヘイレンのファンにとっては悩ましいところかもしれません。
なお公式Facebook のコメントによると、EVH は初代の50W に2連2軸ポットを追加する改造サービスを検討しているようです。
買い替えを考えている初代のオーナーは、少し様子を見ても良いかもしれません。
ソース: EVH Gear
参考: EVH Gear (Facebook)
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