破産を申請したデンマークのエフェクターメーカーT-Rex Engineering が、活動を再開することがわかりました。
創業者がブランドを買い戻し、人員も削減した上で活動を続けるとのことです。
同社の公式コメントは以下の通り。
我々が死んだという噂は誇張されすぎている。
T-Rex 本社より。2019年3月6日。
正直に言って、我々にとって2018年は終わることのないビジネス上のチャレンジの連続でした。
低迷する売上は市場の縮小という現実を突きつけてきましたし、高騰するアメリカの輸入関税は我々を苦しめました。
そのうえ社内では、会社の今後の方向性や将来について衝突があり、チームとしてまとまることができませんでした。社内は分断し、長年の取引先との契約も失いました。
T-Rex Engineering は2019年2月21日に破産し、競売にかけられました。なのになぜ我々がハッピーなのかですって?
なぜなら年老いたT-Rex は元気ハツラツで蘇ったからです!
T-Rex の創業者であるSebastian Jensen とLars Dahl がブランドを買い戻し、少数のスタッフとポジティブなエナジーとともに、会社を再始動することにしました。
つまり我々は世界で最高のエフェクター、パワーサプライ、ギターアクセサリーを作り続けます。そして長きに渡って我々を愛し続けてくれた皆さんのために働き続けます。
みなさんが引き続きT-Rex をサポートしてくれることを願っています。我々は今まで以上に強く、活力に溢れていることを保証します。
All the best
Lars, Sebastian and team T-Rex
破産したのは事実だったようですが、ブランドの消滅という最悪の事態はまぬがれたようで一安心、といったところでしょうか。
今後は開発中だったエコーレック系ユニットの発売にも期待したいところです。
ソース:T-Rex Engineering (Facebook)
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