デジテックがギター・ベース用シンセサイザーペダルDirtyRobot を発表しました。アナログシンセサイザーとヴォコーダー/トークボックスの2モードを選べるデジタルペダルです。
ダーティーロボットのコントロールは、矩形波とアッパー/サブオクターブをブレンドするDrift、ピッキングへの感度とエフェクトの効果時間を設定するSens/Time、フィルター周波数の範囲を決めるStart/Stop、ブレンド量とモジュレーション(コーラス/ヴィブラート)の深さを設定するMix/Mod の4つ。
Drift ノブには特注の360度回転ポットを採用。それ以外の3つのノブには2軸2連ポットを採用しています。
2つのモードは筐体上部のミニスイッチで選択。フットスイッチは長押しするとモーメンタリモードになり、踏んでいる間のみエフェクトが掛かるようになります。
そのほか入出力はともにステレオ。バイパス方式はトゥルーバイパス。電源は9V DC のパワーサプライに対応し、消費電流は75mA です。
DigiTech DirtyRobot の米国実勢価格は150ドル。発売は「近日」。ノブを固定するカバーのStopmlok と、ペダルボード固定用テープが付属します。
また同時にデジテックは、ペダルの代わりにフットスイッチで操作する小型ワーミーWhammy Ricochet も発表しています。
昨年デジテックが大量のペダルを終息し、その後の新製品がデジタルペダルばかりなのは、デジタルのデジテックという原点に回帰するとともに、アナログのDOD と明確に線引きすることが目的だったのかもしれません。
7月15日追記:国内では7月中旬発売予定。実勢価格は税込1万9800円前後です。
ソース: DigiTech - Dirty Robot
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