コルグ傘下のVOX が、ギター・ベース用ヴォリュームペダルの新製品V860 を発表しました。
プリント基板を使わない「ハンド・ワイヤード構造」を採用し、音色の変化を最小限に抑えるとしています。
アルミ製の筐体と基本構造は同時に発表されたコルグXVP-20 と同じと思われますが、外観はVOX ロゴ入りの滑り止めゴムと、ブラスト&アルマイト仕上げを採用することで差別化しています。
また多機能なXVP-20 に対し、V860 が入出力1系統とチューナーアウトのみとシンプルなのは、回路の数を極限まで減らして音への影響を最小限にすることが目的です。
寸法と重さはXVP-20 と同じで、W90x D268 x H62mm (ゴム足込み)、1.3kg。
入力インピーダンスは250K オーム。踏み込みトルクは本体背面のネジで調節できます。
VOX V860 は2016年6月下旬発売予定。希望小売価格は税別1万4000円。V860 でシンプル派を、XVP-20 で多機能派や電子楽器ユーザーを狙うというのがコルグの戦略かもしれません。
参考までに競合製品とのサイズ比較は:
- VOX V860 - W90x D268 x H62mm、1.3kg
- Dunlop DVP3 - W98 x D254 x H65.4mm、1.242kg
- Ernie Ball VP Jr. - W89 x D254 x H60mm、約1kg
- BOSS FV-30H/L - W80 x D192 x H85mm、840g
7月15日追記:発売日が当初の6月下旬から7月30日(土)へ変わりました。定価は変わらず、実勢価格は税込1万2000円前後です。
ソース: VOX - V860 Volume Pedal
参考: 島村楽器ギタセレ - VOX V860
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