米国Warmoth Custom Guitars が新製品Nomad を発売しました。エクスプローラー風のボディとネックを好みの仕様でオーダーできます。
ワーモスはギター/ベースのボディやネックをオーダーメイドする米国の会社。様々な種類の木材を豊富に持ち、ボディやネックの仕様も細かく指定できることから、ヤマハなどの大企業からギター製作が趣味の個人まで幅広い層に利用されています。
またフェンダーから公式にライセンスを供与されているので、ワーモスのネックやボディはUSA およびメキシコ製フェンダーと互換性があることも特徴です。
一方でギブソンとは数年前にボディシェイプを巡って訴訟沙汰になり、その結果としてギブソン系モデルの販売を休止していましたが、近年はレスポール「風」やSG「風」のモデルが復活しています。
今回のノマドもエクスプローラーをベースに細部を変えることで、訴訟を回避しているものと思われます。ボディエンドの形状はアイバニーズのデストロイヤーから
なおノマドは形こそギブソン系ですが、ネックはボルトオン接続でスケールは25.5インチが標準という、フェンダー系の仕様を備えるのもユニークな点です。
またネックポケットはフェンダー互換なので、お気に入りのフェンダー製ネックを付けることもできます。
さらにフロイドローズなどのトレモロブリッジを搭載できるように、一般的なエクスプローラーよりも厚い1.75インチ(約44.45mm)厚のボディを採用することも特徴です。
Warmoth Nomad の最低価格は無塗装のボディが185ドル(約2万円)、同じく無塗装のネックが173ドル(約1万9000円)。ネックは24.75インチのギブソンスケールや28.625インチのバリトンスケールも選べます。
エクスプローラーはストラトやレスポールなどと比べて既成品の選択肢が少ないため、比較的手頃な価格でカスタムオーダーできるノマドを歓迎するギタリストは多いのではないでしょうか。
ソース: Warmoth - Nomad Body / Nomad Neck
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