Tech 21 が新製品GED-2112 SansAmp を発表しました。Rush のフロントマンGeddy Lee シグネチャーのベース用プリアンプです。
ラッシュは1968年にカナダで結成した3ピースロックバンド。スケールの大きな楽曲と高い演奏力で世界的な人気を集めるとともに、多くのプロミュージシャンから憧れの対象として挙げられる存在です。
そんなラッシュでヴォーカルとベースを兼任するゲディ・リーは、Tech 21 製品の15年以上に渡る愛用者。ジャズベースと組み合わせてゴリゴリのサウンドを響かせています。
今回のシグネチャーモデルは、ゲディが愛用するRPM(ラック版パライコ&プリアンプ)と、RBI(ラック版Bass Driver DI)のプリアンプをひとつにまとめた製品。
RPM を元にしたDrive セクションで基本サウンドを作り、RBI から受け継いだDeep セクションで低域と歪みを加えます。
また各チャンネルは個別出力も可能。チャンネルごとにバランス出力とアンバランス出力を備えます。
入力端子は前面に1つ、背面に2つ搭載。背面の入力はボタンで選択でき、2本のベースを使い分ける際に便利です。
そのほかEQ カーブもゲディの好みに合わせてあり、グリーンの筐体もお気に入りとのことです。
Tech 21 GED-2112 SansAmp の米国での価格は369ドル。発売時期は未発表です。
日本と海外で人気の差が大きいバンドの代表格と言えるラッシュ。そんな状況の中で果たしてGED-2112 は国内販売されるのか、代理店の判断に期待したいところです。
ちなみに製品名は、ラッシュが1976年に発売した大ヒットアルバム2112: Overture(邦題:西暦2112年)から拝借したものと思われます。
2018年4月10日追記:国内販売が始まりました。実勢価格は税込5万1800円前後です。
ソース: Tech 21 - GED-2112
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