開催中のNAMM 2014にて、英国のギター/ベースアンプメーカーOrange が新製品 Dual Dark シリーズ2モデルを発表しました。同社史上最大のゲイン量を誇る、エレキギター用2チャンネルアンプです。
ラインナップは出力100WのDual Dark 100と50WのDual Dark 50。ワット数以外の仕様は共通で、チャンネルA のコントロールはVolume、Treble、Middle、Bass、Gain。チャンネルBはVolume、Shape、Gain。各チャンネルはフットスイッチで切替できます。
チャンネルA は伝統的なオレンジサウンドを備えつつ完全新設計の回路を搭載。チャンネルB は同社のDark Terror アンプのボイシングを元にしています。
真空管はプリにECC83 (12AX7) x 5、エフェクトループ用にECC81 (12AT7) x 1、パワー管は100W モデルがEL34 (6CA7) x 4、50W がEL34 x 2。
パワー管は4極管であればEL34 以外も使用可能ですが、交換の際はバイアス調整が必要です。
機能面ではローインピーダンス対応のエフェクトループとフットスイッチ切替可能なアッテネーターを搭載。アッテネーターの減衰量は前面のノブで設定できます。
また100W モデルは100/70/50/30W、50W モデルは50/25W の出力切り替えが可能です。
本体サイズは共通でW55 x H27 x D28cm。重さは100W モデルが24kg、50W が21kg。スピーカー出力は8オーム x 2、16オーム x 1。
今のところ価格と発売日はともに未発表です。
メーカー製品ページ
Orange Dual Dark 100
Orange Dual Dark 50
米国のギター雑誌Premier Guitar によるNAMM 2014 Orange ブースの取材動画。同社史上最強をうたうのも納得のサウンドです。
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