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2015/03/08

バック・トゥ・ザ・フューチャーの次元転移装置型ディレイペダルFlux Capacitor Delay 発売。9V 電源で動作、プルトニウムは不要


英国のエフェクターメーカー4114 Custom Effects Pedals が、ディレイペダルFlux Capacitor Delay を発売しました。

映画バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)に登場する次元転移装置こと、Flux Capacitor の名前とデザインをそのまま拝借したギター用エフェクターです。


(Image from Futurepedia)

元ネタとなったFlux Capacitor は、映画1作目ではプルトニウムを原料とする小型原子炉とともに自動車デロリアンに搭載され、1.21ジゴワットの電力供給を受けて動作。続く2作目では、動力源が生ゴミを原子レベルに分解して核融合反応を起こすミスター・フュージョンへと進化しています。


対する今回のFlux Capacitor Delay はアナログサウンドなデジタルディレイで、ディレイタイムは30-400ms。

電源はセンターマイナスのDC9V パワーサプライで動作し、消費電流も70mA 前後と本家よりも扱いやすくなりましたが、残念ながら次元転移機能は非搭載。ライブ中にタイムスリップしてしまう危険性がないので安心といえば安心です。

コントロールはTime、Regen、Mix の3ノブとシンプル。VU メーターはプルトニウムの残量ではなく入力信号の強弱を表示し、デジタル式のスピードメーターはタイムトリップに必要な時速88マイル表示で固定です。


Flux Capacitor Delay の価格は英国向けが送料込み200英ポンド(約3万6000円)。英国外へは送料込み215英ポンド(約3万9000円)。

納期は1台につき通常3週間から1か月ですが、4114 はビルダーのDan.H 氏が1人で運営しているため、大量の注文が入った場合は遅れる可能性があります。


なおダン氏はFlux Capacitor Delay が性能の割に高価であることを認めつつ、その理由として映画に忠実なデザインと、ケースへの穴あけなどすべての作業を1人でおこなうハンドメイド品であることを挙げています。

今年はバック・トゥ・ザ・フューチャー2の舞台となった年ということで、今後も様々な便乗関連商品が登場しそうです。

ソース: 4114 Custom Effects Pedals
参考: 4114 Facebook

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