DIG は1980年代のラックサウンドから現代的なサウンドまでをカバーするデジタルディレイペダル。連動する2つのディレイエンジンを備え、それらをミックスすることでディレイとリバーブの間のような催眠的かつ空気感のあるサウンドを創り出せます。
主な特徴は:
- ユニークなデジタルラックディレイ・ヴォイシングを備える、2つの統合されたディレイ機能を搭載
- デュアルディレイとトーンを調節するための5つのノブ:Time、Time2、Mix、Mix2、Repeats
- 1つのモダンサウンドと2つのクラシックサウンド:24/96、adm、12bit
- 5種類のリズミック・サブディビジョン:Triplet、Eighth、Golden Ratio、Dotted Eighth、Dotted Quarter
- 3種類のディレイラインモジュレーション:Off、Light、Deep
- 5つの隠しノブによる深いデュアルディレイ設定:Delay 1 Subdivision、Sync/Free Mode、Filter、Config、Delay 2 Repeats
- サブディビジョンと同期を無効にするFree Mode も選択可能
- タップスイッチ踏みっぱなしで「循環リピートエフェクト」
- ディレイタイム:20ミリ秒 - 1.6秒 (ハーフノートディレイ、1サブディビジョン時は40ミリ秒 - 3.2秒)
入出力は:
- TRS ケーブルでのステレオ入力が可能なハイインピーダンス入力端子
- ステレオ出力
- 3種類のシグナルルーティング:Series、Parallel、Ping Pong
- タップテンポとバイパスの2フットスイッチ
- いずれか1つのノブのパラメータを操作できるエクスプレッションペダル端子(タップテンポ用フットスイッチとFavorite スイッチにも対応)
- 超低ノイズかつ高性能な24bit 96kHz A/D - D/A コンバータ
- S/N 比 115db
- ドライ信号をデジタル変換しないレイテンシーゼロのアナログドライパス
- インストゥルメント信号とライン信号を容易に扱える最大+8dBu の入力レベル
- 周波数応答20Hz - 20kHz
- プレミアムなアナログフロントエンドと出力回路
- 超高性能なSHARC DSP による32bit 浮動小数点演算
- 電子リレースイッチ式トゥルーバイパス
- 高品質かつ透明なアナログバッファーを使ったTrails モードも選択可能
- 消費電力250mA、9V センターマイナス電源アダプタ付属
- 丈夫で軽量なカーネーションピンク色の筐体
- Designed and built in the USA
Strymon DIG Dual Digital Delay は米国で2015年5月26日発売予定。直販価格299ドル(約3万6000円)で予約受付中です。またすでにStrymon のYouTube チャンネルにはDIG の動画が多数上がっています。
テープエコーサウンドのEl Capistan、アナログディレイサウンドのBrigadier、80年代ラックサウンドのDIG と揃いましたが、ストライモンには残された大物ヴィンテージディレイとしてBinson Echorec の再現にも期待したいところです。
ソース: Strymon DIG
参考: Strymon YouTube Channel / Strymon Blog
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