メーカー希望小売価格は1299ドル。2016年第1四半期に台数限定の先行販売を予定しています。
BIAS Head は出力600W の軽量コンパクトなアンプ。標準で25種類のプリセットサウンドを備えるほか、BIAS Amp ソフトウェアで作ったサウンドも保存できます。
BIAS Head の核と言えるBIAS Amp は、Windows/Mac/iOS 対応のアンプモデリングソフト。トーンスタックや真空管の種類など、幅広い要素をカスタマイズできることが特徴です。
アンプモデルにはベースアンプもあるので、BIAS Head はギターのみならずベースでも使えます。
BIAS Amp をライブで使う場合、従来はギターをPC やiOS 端末にオーディオインターフェイス経由で接続し、そこからさらにアンプやPA につなぐ必要がありました。
それがBIAS Head を使うことで、スピーカーさえあればBIAS Amp で作りこんだ音が出せるようになります。
BIAS Head のインターフェイスは、スピーカー出力(8/16オーム対応)、ライン出力(バランスXLR & アンバランス1/4フォン)、ヘッドフォン端子、エフェクトループ、カスタム機能スイッチ x2、MIDI IN/THRU/OUT、外部ペダル端子、USB 端子、無線スイッチ。
PC/Mac との接続にはUSB を、iOS 端末との接続にはBluetooth を使います。
寸法と重さは314 x 190 x 153 mm、7.7kg。電源は100-240V AC、50-60Hz に対応。パワーアンプの出力は8オームで600W、16オームで300W です。
BIAS Head の1299ドルという価格は、競合といえるKemper Profiler Power Head (直販2460ドル)の約半額。またBIAS はケンパーのプロファイリング機能に似たAMP Match という機能も備えます。
プロファイリングアンプとして独自の地位を築いたケンパーに、BIAS Head という真の対抗馬が出現したと言えるかもしれません。
3月1日追記:先行販売の受付は米国時間の3月3日に始まります。先行分は定価の1299ドルよりも大幅に安価に購入できるとのことです。また正式発売は2016年第3四半期の予定です。
7月29日追記:ラック版のBIAS Rack がラインナップに加わります。価格と発送時期は、先行販売分の50台が999ドルで2016年9月、通常版が1299ドルで2016年Q4。形状以外の仕様はBIAS Head と同じです。
ソース: Positive Grid - BIAS Head
参考: Positive Grid - BIAS Rack
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