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2016/02/04

Supro 1305 Drive Pedal 発表、出力トランス搭載の本家謹製スプロ系オーバードライブ


米国のギターアンプメーカーSupro が、初のオーバードライブペダル1305 Drive Pedal を発表しました。

クラスA 回路のヴィンテージ・スプロアンプを完全再現するために、本物の出力トランスを搭載するなどユニークな仕様を備えます。




Supro Drive のコントロールは、Gain、Volume、Tone という歪み系ペダルではお約束の3つに加えて、出力トランスの特性をBold とRich から選ぶトグルスイッチを搭載。

Bold はヘッドルームが広くコンプレッションの少ないサウンドで、Rich はコンプレッションが強いハイゲインサウンドになります。


本体上部のTRS エクスプレッション端子に市販のペダルをつなぐと、足でゲインを調節可能。その際はGain ノブで最大ゲインを、筐体内のトリマで最小ゲインを設定します。

そのほか電源は9V 乾電池と9V から18V のパワーサプライに対応。消費電流は20mA。バイパス方式はトゥルーバイパス。

また音の静かなソフトクリック・フットスイッチ、本体側面のバッテリーボックス、アルミ筐体、Made in USA はすべてのSupro ペダルに共通です。



Supro 1305 Drive Pedal は米国で219.99ドルで予約受付中。国内では代理店のサウンドハウスが販売中です。

製品ページの「最もリアルなサウンドのオーバードライブペダル」、「巷のあらゆるドライブペダルを凌駕するゲインレンジ、ダイナミクス、自然なコンプレッション」、「多くのペダルメーカーはスプロのプリアンプに注目しているが大間違い」といった言葉からは、このペダルに対する並々ならぬ自信が伝わってきます。

Mad Professor のSweet Honey Overdrive や、その元となったBJFe Honey Bee、さらにはJHS SuperBolt など、日本でも人気のスプロ系ペダルとの違いが気になるところです。

ソース: Supro - 1305 Drive Pedal
参考: サウンドハウス - Supro Drive

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