フェンダーがレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーの名前を冠したエレキベースFlea Jazz Bass を発表しました。
Flea Jazz Bass は、フリーが愛用する超レアなシェルピンクの1961年製ジャズベースを再現するために、塗料には当時のフェンダー製品と同じニトロセルロース・ラッカーを採用。
さらに長年の使用による塗装のはがれを再現するRoad Worn (ロード・ウォーン) 加工を施すことで、新品ながらヴィンテージのような雰囲気を醸し出しています。
主な仕様は、アルダーボディ、34インチスケールのCシェイプ・メイプルネック、7.25インチR のローズウッド指板、ナット幅1.5インチ(38.1mm)。
ピックアップはFender Pure Vintage ’64 Jazz Bass セットを搭載。コントロールにはフリー所有機と同様に2つの2連2軸ポットを採用し、ヴォリュームとトーンを各PU 個別に調節できます。
ブリッジとチューナーはともにヴィンテージ仕様。ネックプレートにはFlea のロゴが入ります。
Fender Flea Jazz Bass の定価は1199.99ドル。執筆時点で発売日は未発表。シリアルナンバーがM から始まることからメキシコ製と思われます。
少し豪華になったロードウォーンシリーズとも言えそうですが、フリーのファンはもちろん、ヴィンテージ仕様のジャズベースを探していた多くの人に刺さりそうな1本です。
ちなみにカリフォルニケーションのミュージックビデオでは、フリーが元ネタのジャズベースを弾いている姿を確認できます。
また新曲のダーク・ネセシティーズでも似たベースを使っていますが、こちらはエルボーカット周辺の塗装の剥がれ方を見るに、もしかすると今回のシグネイチャーモデルを使っているのかもしれません。
7月1日追記:国内の楽器店が7月末発売予定で予約受付を始めました。実勢価格は税込18万円前後。参考までに米国定価を現在の為替レートで換算すると約12万3000円です。
フェンダー日本支社発足以来、日本向けには少々強気な価格設定をする傾向が続いていますが、それはフリーモデルも例外ではないようです。
ソース: フェンダー - Flea Jazz Bass (日本向けサイト)
参考: Fender - Flea Jazz Bass (米国サイトのウェブキャッシュ)
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