アーニーボールが新製品Expression シリーズを発表しました。その名の通りエクスプレッションペダル型のエフェクターで、サウンドを足でリアルタイムにコントロールできることが特徴です。
ラインナップはオーバードライブのExpression Overdrive と、ディレイ+リバーブのAmbient Delay。
ともに見た目はアーニーボールのボリュームペダルにそっくりですが、ひとまわり小さく
なっています。
各モデルの主な仕様は、まずオーバードライブがDrive、Boost、Tone の3つのノブを搭載。歪みの量はフットペダルでもコントロールできます。
アンビエントディレイはReverb、Feedback、Time の各ツマミに加えて、タップテンポ用の外部スイッチ端子を備えます。
ディレイタイムは50ミリ秒から1秒。フットペダルではエフェクトレベルを調節します。
Ernie Ball Expression シリーズは2016年第4四半期に発売予定。米国での実売価格は両モデルともに199.99ドルです。
おそらくアーニーボール史上初のエフェクターとなるExpression シリーズ。すでに大量の競合製品が存在するエフェクター市場に参入する上で、他社と差別化できる特色を持つことは重要です。
その点において、定番ボリュームペダルの地位を築いている自社製品を活用するのは、知名度を活かしつつ独自性も打ち出せることから、理にかなった選択と言えそうです。
2017年4月20日追記:国内販売が始まりました。実勢価格はOD が2万3760円前後、ディレイが2万7000円前後。ともに税込みです。
ソース: Ernie Ball - Effect Pedals
参考: Ernie Ball - Press Release
関連記事
VOX からハンドワイヤードのヴォリュームペダルV860、プリント基板不使用で「音色変化を最小限に」
コルグXVP-20 発表、小型アルミ筐体のエクスプレッション / ヴォリュームペダル
Dunlop / MXR が2016年モデルを発表。ペトルーシ・ワウ、エコープレックス系ディレイ、リバーブ、ミニボリュームペダルにタップテンポスイッチ
JHS、入出力端子の種類を変えられるモジュラー型ヴォリュームペダルSee-Saw 公開。光学式センサ採用、チューナーとバッファーも搭載
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿