Keeley が新製品Dark Side を発表しました。アナログのファズとDSP ベースのディレイ/モジュレーションを1つの筐体に収めたマルチエフェクターです。
キーリー・ダークサイドは2つのフットスイッチでファズとディレイ&モジュレーションをオンオフします。
ファズは1977年のオペアンプ・ビッグマフを元に透明感をプラス。ミニスイッチで中域をFlat、Full、Scoop (カット) から選べます。
ディレイとモジュレーションは24bit DSP を使ったデジタル回路を採用。モジュレーションはフランジャー、ロータリースピーカー、ユニヴァイブ、フェイザーの4種類。
ディレイは回転するドラムを使ったマルチヘッド・テープディレイを再現。リピートのタイミングを12種類から選べるほか、エクスプレッションペダルでフィードバックを操作して発振させることも可能です。
端子は入出力に加えてTRS のエクスプレッションとインサート(エフェクトループ)を搭載。インサート端子はファズとディレイ/モジュレーションの間に位置します。
Keeley Dark Side は米国で2016年9月9日発売。定価299ドル。
製品名や搭載するエフェクトの種類から、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアを意識したペダルであることは間違いなく、ギルモアファンなら試しておきたい1台と言えそうです。
またここ最近のキーリーは、ジミ・ヘンドリックス、フランク・ザッパ、そして今回のギルモアと、特定のギタリストにフォーカスしたペダルを連発しています。次のターゲットが一体誰になるのか気になるところです。
10月2日追記:国内販売が始まりました。実勢価格は税込3万7800円前後です。
ソース: Keeley - Dark Side
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