米Fractal Audio が、真空管アンプ用のロードボックスを開発していることがわかりました。
ロードボックスとは、アンプの出力をスピーカーを使わずに音へ変換する製品のこと。
アンプをロードボックス経由でオーディオインターフェイスやミキサーにつなぐことで、サイレントレコーディングや、ライブでの音被りのない集音などが可能になります。
フラクタルいわく、ラインナップはパッシブ型のLB-1P と、アクティブ型のLB-1 の2モデル。
製品名にP の付かないアクティブ型は、ステレオのキャビネットIR やエフェクトを追加できるなど、多彩な機能を備えるとのことです。
また両モデルが搭載する独自開発のダミーロードは、本物のスピーカーの挙動をコピーしており、他社製品よりも断然高音質としています。
本記事の執筆時点でLB-1 シリーズの価格や発売時期は未発表。フラクタルがLB-1 の存在を明かしたのは今年10月なので、タイミング的に年明けのWinter NAMM で何かしらの発表があるかもしれません。
以前から存在が明かされているプラグイン版Axe-Fx とともに、続報が待たれる製品です。
ソース: Fractal Audio Forum - Recording tube head with axe fx cab sims?
参考: サウンドハウス - アッテネーター / ロードボックス一覧
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