エレハモが新製品Operation Overlord を発売しました。ギターやベース、キーボードなど、あらゆる電気・電子楽器に対応するドライブペダルです。
オペレーション・オーバーロードのコントロールは、ツマミがBass/Mid/Treble のアクティブ3バンドEQ と、Volume、Gain、Boost、Dry。Dry は原音と歪みの混ぜ具合を調節します。
入出力はともにステレオで、モノラル入力の分配も可能。また入力感度を3種類から選ぶミニスイッチを備え、出力レベルの異なる様々な楽器に対応します。
フットスイッチは右がメインのオンオフ。ノーマルモードとブーストモードを切り替える左スイッチには、ノイズのないサイレントスイッチを採用しています。
各モードのサウンドは、エレハモいわくノーマルが「3つのJFET ゲインステージによる真空管アンプのような歪み」、ブーストが「クラシックなペダルの歪み」。
ブースト回路はノーマルの前段に位置し、オンにすることでより深い歪みが得られます。また内部スイッチを切り替えることで単体でも使用可能です。
そのほかの主な仕様は、入出力インピーダンスが入力1M オーム、出力220オーム。消費電流90mA。電源は付属の9V DC パワーサプライで動作します。
(ノリノリで製品デモをする創業者の図)
Electro-Harmonix Operation Overload は米国で販売中。店頭価格は147.80ドル。
幅広い楽器に対応するため、ライブはもちろんのことレコーディングでも重宝しそうです。
なおOperation Overload という製品名は、第2次世界大戦における連合国の作戦名に由来します。
ナチス・ドイツの占領下にあったヨーロッパへの侵攻作戦で、かの有名なノルマンディー上陸作戦もその一部です。
筐体に描かれた絵や、Allied Overdrive (連合オーバードライブ)という二つ名も、その作戦にちなんだものと思われます。
ちなみに公式デモ動画で、エレハモ創業者のマイク・マシューズ氏が叫んでいる内容は、「オーバーロード作戦はあの時代のハイライトじゃった。ソ連のジューコフ司令官はスターリングラードでナチをブチのめし、我らがアイゼンハワーはノルマンディー上陸作戦を決行した。D-デイ!」
4月24日追記:国内では4月下旬発売予定。実勢価格は税込2万2900円前後です。
ソース: EHX.com - Operation Overload
サウンドハウス - エレクトロ・ハーモニックス一覧
関連記事
エレハモから新作ディレイCanyon Delay & Looper。メモリーマンなど11モード搭載、タップテンポとTrails にも対応
エレハモから新製品Blurst、タップテンポ対応のギター用モジュレーテッドフィルター
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
【ポイント2倍】【送料込】ELECTRO HARMONIX エレクトロハーモニックス Operation Overlord Allied Overdrive ステレオ オーバードライブ【smtb-TK】
価格:18600円(税込、送料無料) (2017/6/28時点) |
0 件のコメント:
コメントを投稿