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2018/02/19

コラム:Superorganism というバンドにブッ飛ばされた件


富士祭電子瓦版というウェブサイトがありまして。岩盤というフジロックの公式ショップが運営している、フジの公式メディア的な存在です。

そこで片瀬那奈さんとハライチ澤部さんが今年の出演者について語っているんですが、お2人とも注目の存在としてSuperorganism というバンドを挙げているんです。

ざっと調べてみると、ネットで知り合った8人組の多国籍バンドで、ボーカルは18歳の日本人の女の子とのこと。

それを知って「なかなかおもしろそうやん」と思った筆者。とりあえず聴いてみようかとYouTube でチェックしてみたところ、まんまとブッ飛ばされてしまいました。




彼女たちが広く知られるきっかけとなったのが、デビュー曲のSomething For Your M.I.N.D.。

この曲をフランク・オーシャンやヴァンパイア・ウィークエンドらが自身のラジオ番組でプレイしたことで、世界的な注目と人気を集めました。

管理人も1発で気に入ったわけですが、その理由を考えてみると、自分の好きなアーティストの要素が大量に詰め込まれまくっていると感じたから、というのが大きいと思います。

たとえばユルいビートと、開き直ったのび太くん的な歌詞はベック。



ヘロヘロな歌声とローファイ感あふれるサウンド、そして謎のセンス溢れるコラージュはペイヴメント。



サイケデリックなムードはフレーミング・リップス。



こんな感じに、筆者のツボを突きまくる要素が随所に感じられるわけです。

そして特にイイ!と思ったのは、全力でポップであろうとしていること。

キャッチーなメロディーとアレンジという、インディー系のアーティストが避けがちな要素へ真正面から取り組んでいるのが感じられて、聴いていて清々しい気持ちになります。



そして日本人としては気にならざるを得ない、ボーカルの「オロノ」さんについて。

Superorganism に加入したのは、ペイヴメントなどのカバー演奏(!?)をFacebook に上げたところ、それを聴いたメンバーに声をかけられたことがきっかけとのこと。



ご両親がウィーザーなどの90年代オルタナや、デレク・トラックスのようなブルース、岡村靖幸、YUI など様々な音楽が好きで、オロノさん自身もそれらを聴いて育ったそうなので、今時の日本の10代とは思えないセンスにも納得です。

現在はメンバーとともにロンドンで共同生活をしていますが、特定の場所にとどまるつもりはなく、ツアーなどで世界の色々な場所へ行って刺激を受けつつ、活動を続けてゆきたいとしています。



デビュー曲のリリースから数か月で名門ドミノ・レコーズと契約し、今年2月5日の初来日公演は即ソールドアウト。

来る3月2日にはファーストアルバムを発売し、7月にはフジロック出演と、勢いが増すばかりのスーパーオーガニズム。

「超個体」というバンド名の通り、今後も8人の個性が融合した、ポップかつユニークなサウンドを鳴らし続けてくれることを期待したいところです。

参考リンク
Superorganism - 公式サイト / Twitter / Facebook / Instagram
富士祭電子瓦版 - 片瀬那奈×ハライチ澤部が振り返る、フジロック’17。2人のベストモーメントと今年のラインナップについて。
TURN - 2017年のポップ・ミュージック最大の謎?! 予想外のアクシデント?! 現行ポップの景色を変えるSuperorganism とは何者?!
TURN - Superorganism 初来日公演直前!~日本を離れて暮らすオロノが語る、バンドのユニークさを形作るポップへの愛と野心
Tokyo FM - 世界が注目する多国籍バンド・Superorganism、日本人メンバーOrono の目標は「伊丹十三賞」
Wikipedia - 超個体

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