中国のアンプ/エフェクターメーカーHOTONE が、新製品Binary IR Cab を発売しました。
サードパーティのIRファイルに対応し、マイクやパワーアンプのモデリングも備えるキャビネットシミュレーターです。
Binary IR Cab は標準で100種類のギター&ベース用キャビネットモデル、10種類のマイクモデル、8種類のパワーアンプモデル、リバーブエフェクトを搭載。
キャビネットモデルはPC 経由でIR ファイルを読み込んで追加可能。またX/Y/Z の各ツマミを使い、スピーカーに対するマイクの位置を設定できます。
さらにAUX 入力とヘッドフォン出力も備え、練習にも活用可能です。
搭載するマイクモデルと元ネタは以下の通り。
- DY57 - Shure SM57
- DY58 - Shure SM58
- D421 - Sennheiser MD421
- RE16 - Electro-Voice RE16
- D112 - AKG D112
- E609 - Sennheiser e609
- B87A - Shure Beta 87A
- U87 - Neumann U87
- R121 - Royer R121
- U67 - Neumann U67
その他の主な仕様は、電源が9V センターマイナスのパワーサプライに対応。最小消費電流200mA。
寸法と重さはD121 x W72 x H47mm、340g。フットスイッチはバッファードバイパス。
無料の編集ソフトBinary Editor はWindows XP 以降、Mac OS 10.7 以降に対応します。
競合となるMooer Radar と比べると、4500円ほど高価かつ本体のサイズも大きめですが、AUX 対応や複数のノブによる操作性などが強みになりそうです。
ソース:HOTONE - Binary IR Cab
参考:オールアクセス - HOTONE Binary IR Cab
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