米国ミネソタ州のエフェクターメーカーRamble FX が、新製品Kismet を発売しました。
100% アナログのオーディオ回路とデジタルコントローラーを組み合わせることで、プリセットの保存・呼出やMIDI 操作を可能にしたドライブペダルです。
Kismet のコントロールは、ツマミがVolume、Gain と3バンドEQ の計5個。
3個のミニスイッチは、左がフットスイッチを使ったプリセットの切替方法を選択。Toggle は2つのプリセットを行き来し、Cycle は1から4まで順番に進みます。
中央と右は、プリセットの保存とエクスプレッションペダルの動作を設定。
エクスプレッションペダルを使う場合は、ペダルを爪先側に踏み込んだ場合と、踵側に踏み込んだ場合の2種類のプリセットを設定できます。
プリセットはすべてのノブの位置を保存できるので、音量のみを調節することや、ゲインやEQ を完全に変えることも可能です。
さらに本体側面のMIDI 端子を使うと、プリセットを100個まで保存・呼出可能になります。
なお注意点として、Kismet のMIDI 端子は3.5mm のTRS 端子なため、一般的なMIDI ケーブルを使う場合は別売の変換アダプタが必要です。
もしくはアダプタの配線図は公開されているので、自作するという手もあります。
その他の主な仕様は、電源が9V のパワーサプライに対応。消費電流は55mA。フットスイッチはリレー式のトゥルーバイパスです。
Ramble FX Kismet の直販価格は249.99ドル。変換アダプタは9.99ドル。
「MIDI 制御できるアナログの歪み」という、ニッチながら探していた人も多そうなエフェクターです。
ソース:Ramble FX - Kismet
参考:Ramble FX Facebook
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