米国のエフェクターメーカーStrymon が、初のパワーサプライZuma とOjai を発表しました。
Zuma は500mA x 9、Ojai は500mA x 5 と大容量かつ、ともに各端子に個別のカスタムトランスを備える完全独立型なので、特に消費電流の多いデジタルエフェクターを多用する際にぴったりな製品です。
大きい方のZuma は9V/500mA 固定端子を7個、9/12/18V 可変端子を2個、24V 出力端子を1個搭載。可変端子は9V で500mA、12V で375mA、18V で250mA を供給します。
またZuma の端子だけでは足りない場合は、24V 端子に最大2台のOjai をつないで拡張可能です。
メイン電源はコンセントケーブルを直挿し。電圧は100V から240V まで対応するのでワールドツアーでも安心です。
Strymon Zuma は2016年夏に発売予定。米国での価格は249ドル(約2万6000円)。エフェクター用ケーブル9本とメイン電源ケーブル1本が付属します。
小さい方のOjai は9V/500mA 固定端子を5個搭載。背面のスルー端子に別のOjai をつないで拡張もできます。
メイン電源はAC アダプタ。Ojai とほぼおなじ大きさなのが目を引きますが、最低でも2500mA、拡張すると5000mA 以上を供給する必要があるため致し方なさそうです。電圧は100V から240V まで対応します。
Strymon Ojai は2016年春に発売予定。米国価格は149ドル。エフェクター用ケーブル5本と電源アダプタが付属します。
6月21日追記:ストライモン公式ストアでOjai の予約受付が始まりました。価格は予告通り149ドル。出荷は2週間後を予定しています。
7月5日追記:Ojai は国内で2016年8月発売予定。実勢価格は税込1万8000円前後です。
ちなみに名前の読み方について日本の代理店は「オハイ」としていますが、元ネタと思われるカリフォルニアの町は現地では「オーハイ」と呼ばれています。
10月16日追記:Ojai の実勢価格が税込1万6000円前後に下がってきました。昨今の為替レートを反映したのかもしれません。
ソース: Strymon Blog - Introducing Zuma and Ojai – Pedal Power Supplies
参考: Strymon - Zuma / Ojai
オールアクセス - Zuma / Ojai
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