BOSS がエレキギター用エフェクターの新製品CP-1X Compressor を発表しました。スタジオ品質をうたうマルチバンド・コンプレッサーです。
CP-1X は周波数帯域ごとに圧縮するマルチバンド・コンプレッションに加えて、サウンドを構成する様々な要素をリアルタイムに解析する独自技術MDP (Multi-Dimensional Processing) も採用。
フレーズの音域や強弱に反応し、常に自然な弾き心地とサウンドが得られるとしています。
また低域の芯を損なうことなく高域のダイナミクスのみをコントロールできるため、多弦ギターやアコースティックギターにも合うほか、ブースターとしても使用可能です。
コントロールはLevel、Attack、Ratio、Comp の4つとシンプルですが、内部では複雑に絡み合った膨大な数のパラメーターを同時に処理しており、緻密で繊細なセッティングを実現します。
加えてノブの下にはゲイン・リダクション・インジケーターを配置し、エフェクトの効き具合を一目で把握可能です。
そのほか電源は9V の入力を内部で18V に昇圧。消費電流は90mA。バイパス方式はバッファードバイパスです。
BOSS CP-1X は2016年11月5日(土)発売。定価はオープン。実勢価格は税込1万6200円前後。
元々マルチバンドコンプレッションはレコーディングのテクニックですが、EBS MultiComp やTC Electronic HyperGravity、そしてBOSS からはBC-1X と今回のCS-1X と、ライブでも気軽に使える存在になりつつあります。
ソース: BOSS - CP-1X
参考: ローランド ニュースリリース - 演奏のダイナミクスを最適に調整する最新型コンプレッサーを発売
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