MESA/Boogie が新製品Subway Bass DI Preamp を発表しました。Subway 800 ベースアンプのサウンドを再現する、同社初のベース用プリアンプ兼DI です。
主な仕様はコントロールがInput Gain、Master Volume、完全アクティブの4バンドEQ (+/- 12dB)、Voicing。
Voicing は基本サウンドをフラットから中域をカットしたヴィンテージ風の間で調節します。
2つのミニスイッチはアクティブ/パッシブ切り替えとDeep。Deep を有効にすると、超低域が軽くブーストされるとともにハイパスフィルタの周波数帯域も下がり、丸みを帯びた太くて分厚いサウンドになります。
背面にはPreamp (ラインレベル)とDirect (マイクレベル)のバランスXLR 出力、アンバランスのラインレベル出力、電源端子を配置。
XLR 端子は個別にグランドリフトが可能なほか、出力するサウンドをEQ の前後から選べます。
また見ての通りフットスイッチは搭載せず、常時オンで使うことが前提の製品です。
寸法と重さは約6.4 x 17.5 x 13.4cm、約570g。電源は9V 乾電池とパワーサプライに対応。メイド・イン・USA です。
メサブギーSubway Bass DI Preamp の米国での実売価格は229ドル。発売時期は未発表です。
DI 付きのベースプリアンプ市場は、定番のTech 21 Bass Driver DI V2 やMXR M80 Bass DI に加えて、ギャリエンとハートキーは新製品を準備中と活況を呈しています。
そこへフットスイッチなしの製品で勝負を挑むメサがどのような評価を受けるのか、発売が楽しみです。
11月20日追記:国内では12月上旬発売予定。実勢価格は税込3万4500円前後です。
ソース: MESA/Boogie - Subway Bass DI Preamp
参考: MESA Boogie Hollywood - Subway Bass DI Preamp
サウンドハウス - ベース用DI / プリアンプ一覧
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