ラインナップは、エリック・クラプトンの使用で知られるBluesbreaker アンプこと1962HW 30W コンボとそのヘッド版の2245THW、18W 2x10 コンボの1958X と、そのスピーカーを2 x 12 にした1973X コンボの計4種類。
全モデルが真空管駆動のトレモロを搭載し、ON / OFF 用のフットスイッチが付属します。
(1962HW)
コントロールはPresence、Bass、Middle、Treble、Volume 1、Volume 2、Speed、Intensity。入力は4インプット。
1962HW はスピーカーに12インチ25W のCelestion G12C Greenback を2発搭載。
サイズと重量は、1962HW が815 x 625 x 270mm、32.5kg。2245THW が695 x 305 x 230mm、15.1kg。
なお1962HW が搭載するG12C Greenback スピーカーは、現行Greenback のマグネットがセラミックなのに対してアルニコを採用し、よりヴィンテージなサウンドを備える特注品です。
(1958X)
1958Xと1973X の仕様は、プリ管にECC83 x 2、パワー管にEL84 x 2、トレモロ用にECC83 x 1、整流管にGEZ81。
コントロールはTone x 2、Volume x 2、Speed、Intensity。入力は4インプット。
スピーカーは1958X が15WのCelestion G10F-15 x 2、1973X は20W のCelestion G12M-20 x 2。
サイズと重量は、1958Xが610 x 535 x 230mm、19.5kg。1973Xが710 x 340 x 235mm、23kg。
なお1958X のG10F-15 はClass 5 コンボにも搭載されているマーシャル専用モデル。1973X のG12M-20は、仕様的におそらく英国生産のHeritage シリーズ Greenback と思われます。
また1973X のG12M-20 は、60年代のヴィンテージサウンドを得るために特別なエイジド処理が施されています。
(1973X)
今のところ国内価格や発売日は未発表ですが、米国の楽器店Sweetwater のサイトでは、1962HW が3999.99ドル、2245HTW が3299.99ドル、1973X が2799.99ドル、1958X が2699.99ドルで予約を受付中。参考までに、同サイトで通常モデルの1962コンボは2450ドルです。
また2245HTW を JTM45THW という名前で掲載している楽器店もありますが、これはJTM45 ヘッドを元に2245HTW を開発したとマーシャルのサイトに記載があるためかもしれません。
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