Electro-Harmonix がアナログフランジャーペダルの新製品Deluxe Electric Mistress XO を発表しました。大判サイズのDeluxe Electric Mistress の機能はそのまま、小型化するとともに一般的なDC9V 電源での動作が可能になりました。
1975~76年頃に誕生し、Pink Floyd のデヴィッド・ギルモア、The Police のアンディ・サマーズ、Dinosaur Jr. のJ マスキスらの使用で知られるエレクトリック・ミストレス。
エレハモ製品の例に漏れず大きさやデザインの違うモデルが複数存在しますが、上画像の大型シルバー筐体のモデルは現在も生産されています。このモデルはサイズもさることながら電源もDC24V が必要と少々扱いに困る部分がありました。
今回のXO 版は回路、コントロール、入出力端子はそのまま引き継ぎつつコンパクトな筐体になったほか、DC9V センターマイナスのパワーサプライおよび9V 電池での動作に対応し、ペダルボードに収まりやすくなっています。
ノブは左からColor、Range、Rate。中央の小さなツマミはエレクトリック・ミストレスの代名詞といえるFilter Matrix モードのオンオフを切り替えます。
入力はモノラルで、出力はエフェクトありとなし(ドライ出力)の2つを搭載。バイパス方式はトゥルーバイパスです。
Deluxe Electric Mistress XO の定価は204.27ドル(約2万4000円)。発売日は未発表ですが、時期的に1月22日から始まるNAMM ショウで発表される可能性は高そうです。
サウンドの参考までに、筆者がElectric Mistress と聞くと真っ先に思い浮かぶ動画をご紹介。28秒頃から豪快なジェットサウンドが鳴り響きます。
ちなみにこの動画はNirvana のNevermind が発売されグランジが爆発的に広がり始めた1991年に、Nirvana、Sonic Youth、Dinosaur Jr. らが一緒にヨーロッパをツアーした時のもの。なんとも豪華な面子です。
ソース:Electro-Harmonix
参考:Premier Guitar
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