2015/01/24
NAMM 2015: Ibanezがファンド・フレットのRGプロトタイプを披露
米国で開催中の楽器見本市NAMM 2015で、Ibanez がファンド・フレットを採用したRG のプロトタイプを参考展示しています。
アイバニーズは昨年6月にファンド・フレットのエレキベースBass Workshop SRFF4505-SOL を発売していますが、ファンド・フレットのギターは今回が初披露。NAMM 会場ではRG Iron Rabel シリーズの8弦モデルと7弦モデルが展示されています。
ファンド・フレット(Fanned Fret) とは、指板の中央あたりを中心に扇型に打たれたフレットのこと。低音弦側のフレットがローポジションではヘッド側に、ハイポジションではブリッジ側に傾いています。
その結果として低音弦のスケールが長くなりテンションが稼げるので、近年ではダウンチューニングを使用するギタリストからの人気が高まりつつあります。また反対に高音弦側はスケールが短くなりテンションが下がるのでチョーキングなどがしやすくなります。
今回のギターはプロトタイプということで仕様や市販されるかも不明ですが、従来のIron Rabel は6~8万円台の製品が主流なので、同等の価格帯での発売を期待したいところです。
(※本記事の初掲載時に新ポール・ギルバートモデルの記載がありましたが、誤報だったため削除して再掲します)
ソース:Ibanez
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