ページ

2015/02/13

コラム:MXR Carbon Copy バージョン1・2の見分け方とサウンドの違い


2008年の発売以降、プロ・アマ問わず多くの愛用者がいるアナログディレイの名機 MXR Carbon Copy。

そのカーボンコピーにはバージョン1とバージョン2の2種類が存在し、サウンドも異なります。見分け方は続きへどうぞ。




上の画像は米国の楽器掲示板The Gear Page にJim Dunlop の社員が投稿したもの。基板の最上部にある、R7 と書かれたモジュレーション回路用の抵抗の値が、バージョン1は474、バージョン2は000(または0)と異なります。

つまりV2 はチップこそ存在しますが抵抗としては機能しておらず、V1よりも深くモジュレーションが掛かります。これがV1とV2の違いです。


またサウンドとは別に、すべてのV1と初期のV2は回路が静電気の影響を受けやすいという問題があり、LED が点灯しなくなったり音が出なくなるといったトラブルを招く可能性があります。


上の画像は左が未対策、右が対策後の基板。白い線で囲んであるチップに、静電気から保護するためのダイオードが付けられています。

画像を投稿したダンロップの社員は、V1や静電気対策がされていないCC のユーザに対し、まずはサポートへ連絡して欲しいと述べています。

モジュレーションの掛かりは各人の好みですが、回路上の問題は誰もが避けたいもの。国内で該当するCC を持っている場合は、現代理店のモリダイラ楽器に問い合わせると良いかもしれません。

なおこれら画像がTGP に投稿されたのは2011年ですが、CC が発売された2008年にはすでにV2の存在が語られており、CC のデザイナーの1人でWay Huge の創設者でもあるJeorge Tripps 氏も存在を認めています。

ちなみにCCのもう1人のデザイナーは元Rockman のBob Cedro 氏。最近の製品ではMicro Amp+ もCedro 氏のデザインです。

ソース:TGP - Two broken Carbon Copies? What's up? (投稿#38)
参考:TGP - Mr Tripps, Mr HUGE , has the Carbon Copy been UPDATED ?? (投稿#9)
TGP - MXR Micro Amp Plus: a great little tool for electric guitarists (投稿#4)
Player.jp - Jeorge Tripps  インタビュー
モリダイラ楽器 お問い合わせ

関連コンテンツ