Electro-Harmonix が新製品KEY9 Electric Piano Machine を発表しました。エレキギターでフェンダー・ローズやウーリッツァーといったエレクトリック・ピアノのサウンドを出すためのコンパクトペダルです。
KEY9 のコントロールは、黒いノブのDRY VOL、KEYS、CTRL 1、CTRL 2 と、白いノブのサウンド選択用ロータリースイッチ。
DRY VOL はギターの原音(ドライ音)の音量を、KEYS はキーボード(エフェクト音)の音量を調節。CTLR 1と2は選んだサウンドによって効果が変わります。
搭載するサウンドプリセットは:
- DYNAMO: 「Dyno My Mod」が施された1970年代から80年代のFender Rhodes サウンド。CTRL 1 で低音を、CTRL 2 で金属的な高音の響きをコントロール。
- WURLI: クラシックなWurlitzer サウンド。CTRL 1 でトレモロの深さを、2 で速度を調節。
- SUITCASE: フェンダーローズとフェイザーを組み合わせたサウンド。CTRL 1で低域のオクターブと高域の響きを、2でフェイザーのスピードを調節。
- MALLETS: ウッドマリンバ(大型の木琴)のエミュレート。CTRL 1でコーラスエフェクトの深さを、2でスピードを調節。
- EIGHTY EIGHT: Fender Rhodes 88 と内蔵トレモロのエミュレート。CTRL 1でトレモロの深さ、2で速度を調節。
- TRI-GROLIOUS: Dytronics/Dyno My CS-5 Tri Stereo Chorus のエミュレート。CTRL 1でコーラスの深さを、2で速度を調節。
- VIBES: Vibraphone (大型の鉄琴)と内臓トレモロのエミュレート。CTRL 1で高域のアタックを、2でトレモロの速度を調節。
- ORGAN: タッチに繊細に反応するパーカッシブなオルガンサウンド。CTRL 1で高域を、2でロータリースピーカーの速度を調節。
- STEEL DRUMS: スティールドラム(スティールパン)のエミュレート。CTRL 1でコーラスの深さを、2で速度を調節。
その他の主な仕様は、バッファードバイパス、DRY とKEYS (ウェット)の2つの出力端子、消費電流100mA など。電源は9V DC のパワーサプライが付属。電池駆動はできません。
Electro Harmonix KEY9 の価格や発売日は未発表。参考までにエレハモが従来から販売しているオルガンマシンB9 とC9 の実売価格は、米国で220ドル、日本では3万円前後です。
9月14日追記:国内では10月上旬発売予定。実売価格は税込3万5000円前後です。
ソース:EHX.com - KEY9
参考:キョーリツコーポレーション - EHX KEY9
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