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2015/09/02

JHS Muffuletta 発表、5種類のヴィンテージBig Muff とJHS Mod サウンドを選べるマフ系ファズ


米国のエフェクターメーカーJHS Pedals が、新製品Muffuletta を発表しました。

5種類のヴィンテージBig Muff とJHS Mod マフのサウンドを切り替えられる、アナログのファズペダルです。




コントロールはVolume、Sustain、Tone とモード切替用のロータリースイッチ。トーン回路には「バブルフォントマフ」と呼ばれるヴィンテージロシアンマフのものを採用しています。


電源はセンターマイナスの9V DC パワーサプライに対応。消費電流は100mA と、ファズペダルとしてはかなり大きめです。


各モードの特徴は:
  • The Civil War "1991-1993 V7": 強い中域、全体的に明るめなトーン、控えめなゲイン
  • The Russian "1999-2009 V8": 控えめな低域と明瞭さ
  • The Pi "1977-1978 V3": よりアグレッシブ
  • The Triangle "1969-1970 V1": 強い低域のレスポンスと明瞭なトーン
  • '73 Ram's Head "1973-1977 V2": カットされた中域、控えめなゲイン、全体的にダークなトーン
  • JHS 2015: よりパワフル、控えめなコンプレッション、印象的な中域、ベースにも最適



JHS Muffuletta Fuzz は米国で2015年9月8日発売。直販価格は229ドル。特定の販売店専売ではなく通常モデルとして販売します。



なお製品名のMuffuletta とは、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ市の名物サウンドウィッチのこと。

ペダルに描かれている絵のように、ビッグマフの詰め合わせ的な意味を込めているのかもしれません。



またMuffuletta の製品ページの下部には、開発をサポートしたJon Cusack 氏への感謝の言葉が記されています。

Jon 氏は、チューブスクリーマーとファズをミックスできるScreamer Fuzz などのユニークな製品で知られる、米国のエフェクターメーカーCusack Music の創業者。

トップマウントジャックやスイッチングノイズの少ないリレー式フットスイッチなど、ここ最近流行しつつある仕様をいち早く採用しているメーカーでもあります。

日本では知名度が低いためか中古価格も手頃なので、気になった方は下の参考リンクから公式サイトへどうぞ。

ソース: JHS Pedals
参考: Cusak Music

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